クリッパーキャットという猫種をご存知ですか?
イギリス南部では”多指の猫は航海における幸福のお守り”として、船長に贈り物として贈られることが風習となっていたそうです。
日本での人気はそこまで高くはないようです。
ですが、初めて猫ちゃんを飼われる方で他の猫ちゃんとは違うレアな子を探している方に懐っこくて可愛らしい性格の「クリッパーキャット」をぜひ知ってみてほしいと思います。
今回は、「クリッパーキャットの性格」と「子猫と成猫の性格の違いについて」もご紹介しているので、参考にしてみてほしいと思います。
クリッパーキャットの性格について
クリッパーキャットの性格は、人懐っこく賢い性格をしています。
あまり人見知りをしない為、家族以外の人にでも自分から擦り寄って懐く傾向があるようです。
他の猫ちゃんやペットに対してもフレンドリーに接することができる為、社交性が高く多頭飼いにもオススメだと思われます。
また、環境や状況の変化に対応できるので例えば、引越しやお部屋の模様替えなどで慣れなくて心配ということはほぼほぼないでしょう。
順応性の高い理由の一つに、「船の上で暮らしていた」過酷な歴史がクリッパーキャットにあるからと考えられます。
また、他の猫に比べて指が多い特徴がありますが、特に問題はないです。
大きな手で上手に物をつかんだりと、手先が器用な面もあるので、小さい虫や獲物を捕まえることがあると思います。
ルーツである船上でよくネズミ捕りをしていた為、ハンティング能力が高いということがわかりますね。
活発で人懐っこい性格
クリッパーキャットは、上記でもお伝えしたように、「船の上で暮らしいた」という歴史があります。
船上ではよくネズミ捕りをしていた為、運動能力はとても高くよく走り回ったり、高いところにひょいひょい登ってしまう傾向があります。
もしクリッパーキャットを飼う場合は、走り回れるように十分なスペースを確保してあげたり、危険な物は避けておくなど環境を整えてあげると良いでしょう。
また、棚やキャットタワーを用意してあげて上下運動をさせてあげることも健康維持の為に良いと思われます。
人懐っこく、飼い主さんのことが大好きなので、一緒に遊んであげるとよろこびます。
お気に入りのねこじゃらしをいくつか用意してあげたり、レーザーポインターを使ってスキンシップの時間を作ってあげると良いでしょう。
飼い主さんと遊ぶ時間を作ってあげることによって信頼関係が築くことができます。
猫ちゃんにとってもご自身にとってもストレス軽減になるので1回5分程度で十分ですので時間を作ってあげることをオススメします。
子猫と成猫(せいびょう)の性格の違いについて
子猫「生後1年未満」
好奇心旺盛で活発な性格をしています。
いろいろなことに興味があり、初めてのことでも挑戦したがる積極的なタイプです。
おもちゃで遊んだり、部屋の中を走り回ったりしてとっても元気です。
そして、甘えん坊な性格も持ちわせています。
飼い主さんによく甘えてくる可愛らしい性格をしています。
どんな風に甘えてくるかと言うと?
自ら膝にのってきたり、身体を擦り寄せて抱っこをせがんだりしてきます。
猫ちゃんの方から来た場合は、十分に甘えさせてあげるとよろこびます。
順応性が高い為、環境や人にすぐに慣れます。
小さい頃からいろいろな場所や人、ペットでも関わりを持たせてあげると社会性を身につけることができます。
社会性を身につけておくと、大人になった時に他のペットや人に対しても慣れやすくなる為、喧嘩など問題行動は軽減さるそうです。
猫ちゃんのペースで無理のない程度で大丈夫なので、子猫から飼う場合は新しい環境や人に合わせることを意識しておくと良いと思います。
成猫(せいびょう)「生後1年以上」
子猫の時と比べて少し落ち着いた性格になります。
もちろん、個々で差は出てきますが、穏やかな性格になる子が多いと思われます。
また、自分のペースを大切にして行動することが多く、人に合わせることが苦手になる子もいます。
なので子猫の時に比べると一人でいる時間が増えていき、飼い主さんと離れて過ごす時間も増えそうです。
ですが、基本的に飼い主さんのことは大好きなのでクリッパーキャットから甘えてきたら十分に可愛がってあげてほしいと思います。
寄ってきたら思いっきり甘えさせて、そうでない場合は良い意味で放っておくことが良い関係でいられる秘訣と思います。
まとめ
クリッパーキャットは、人懐っこくて可愛らしい性格をしている猫ちゃんです。
活発で遊ぶことが大好きなので、猫ちゃんといっぱいじゃれあいたいと思っている方にはオススメの猫種になります。
他の猫ちゃんに比べて指が多いのが特徴的で、その分肉球も多い為可愛くて気持ちいいと猫好き界隈では人気のようです!
見た目も性格も魅力的なクリッパーキャット!
ご自身のライフスタイルと、クリッパーキャットを迎い入れた場合を想定して検討されることをオススメします。