スクーカム(スクークム)という猫種を知っていますか?
マンチカンとラパーマという猫種の間にできた「スクーカム(スクークム)」
猫界の「ダックスフンド」とも呼ばれていて巻き毛が美しく、頭は丸みを帯びてくさび型、目は丸く大きいのが特徴的です。
日本でも人気が徐々に出てきているので、これから猫ちゃんを飼おうとお考えの方はぜひスクーカム(スクークム)を知って欲しいと思います。
今回は、「スクーカム(スクークム)の性格について」と「子猫と成猫(せいびょう)の性格の違いについて」もご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!
スクーカム(スクークム)の性格について
スクーカム(スクークム)は、明るくて社交的、穏やかで人懐っこい性格をしています。
ひとりで遊ぶことを得意としていて、物怖じしない一面もあるので比較的お留守番もできる猫ちゃんです。
しかし、甘えん坊でもあるので長時間お留守番はストレスが溜まってしまう為、寂しくならないような工夫が必要になります。
例えば、お気に入りのおもちゃを用意してあげる、飼い主さんのにおいがついた物を近くに置いてあげるなどそれだけでも安心してお留守ができます。
また、帰宅時には時間を作ってあげて一緒にねこじゃらしやレーザーポインターを使って遊んであげるのとさらによろこびます。
1回5分でもいいのでスキンシップをとってあげるのもオススメです。
人懐っこい性格でもあるので、他の猫ちゃんや他の動物とも仲良くすることができます。
人見知りのない猫ちゃんは基本的に人間の子どもや高齢者とも相性がいいので比較的飼いやすい猫種になります。
物覚えがよくしつけしやすい性格
スクーカム(スクークム)は、賢い性格なので物覚えがよく、しつけがしやすい猫ちゃんです。
スクーカム(スクークム)に限らず、賢い猫ちゃんは基本的に人がしていることに興味を持ったりします。
例えば、飼い主さんが隠した物を探したりします。
また、新しい遊びやルールをすぐに覚えることができて飲み込みが早いです。
そして、ボディランゲージや行動によって飼い主さんによって意思を伝えるのが得意です。
ボディランゲージとは、言葉以外の身体の動き・表情・態度で感情や意思を伝える「非言語コミュニケーション」です。
ジェスチャーや声のトーン、アイコンタクト、姿勢などが含まれています。
そのような言葉以外の動きで自分の意思を伝えてくるのでなにを伝えたいのか?猫の気持ちになることがとても大切ですね。
子猫と成猫(せいびょう)の性格の違い
子猫「生後1年未満」
子猫の性格は、活発で遊ぶことが大好きで甘えん坊が強い性格です。
走り回ったりすることが大好きで飼い主さんと一緒に遊ぶこともとっても好きです。
また、好奇心旺盛で人や物に興味津々で飼い主さんの買ってきた物の匂いを嗅いだり、手で触ったりすることもあります。
新しい環境に関してもどんどん自分から探索しにいくので、引越しやお部屋の模様替えの時の場所慣れの心配は少ないです。
成猫(せいびょう)「生後1年以上」
大人になったスクーカム(スクークム)の性格は、子猫の時に比べるととても落ち着いた性格になります。
遊ぶ時間は少なくなり、昼寝をしていたりまったりとしていたり、飼い主さんの近くでくつろいでいる時間が多くなります。
昼寝をしている姿も多く見受けられると思います。
飼い主さんへの愛情はそのままなので、甘えたい時に甘えてきます。
しかし、常にべったりと言うわけではなく、自分のペース、距離感を保ちながら接してくるのでマイペースな性格でもあります。
もし飼う際は、スクーカム(スクークム)が自ら寄ってきたら甘やかしてあげて、そうでない場合は良い意味で放ってあげるとよりよい関係を築けるでしょう。
まとめ
スクーカム(スクークム)は、明るくて社交的で他の猫ちゃんや動物とも仲良くできるので比較的飼いやすい猫ちゃんです。
物覚えもいいのでしつけに関してもスムーズに行うことができるので初めて飼う方にもオススメできる猫種になります。
ご自身のライフスタイルと猫ちゃんを迎い入れた際を想定して検討してみてほしいと思います。